[論説]
史料からみた多賀城市域における1611年慶長奥州地震津波の被害と復興―『安永風土記』などによる史料的検討― |
柳澤和明 |
1 |
[資料] 1586年天正地震における養老・宮代断層に沿った地殻変動を示唆する史料 |
深沢晋治 |
21 |
[論説] 1605年慶長津波を記す「阿闍梨暁印置文」の史料批判 |
石橋克彦 |
31 |
[資料] 1944年東南海地震直後の踏査報告の足跡をたどって |
鏡味洋史・水田敏彦 |
41 |
[資料]
1993年北海道南西沖地震で青苗地区の津波火災は何故起きたのか?-目撃証言・NHKTV映像の検証と着火原因の考察- |
榎本祐嗣・山辺典昭・近藤 斎 |
55 |
[論説] 京都御所地震御殿の造営背景と配置変化の検討 |
濱野未来 |
65 |
[論説] 安政伊賀上野地震における町家倒壊率の再検討 |
盆野行輝 |
75 |
[資料] 房総半島南西岸における関東地震の隆起生物遺骸群集の露頭データ |
宍倉正展 |
91 |
[資料] 関東大震災写真の改ざんや捏造の事例 |
沼田 清 |
103 |
[論説] 1605年慶長大津波に関する阿波国宍喰の地震・津波記録の検討 |
石橋克彦 |
115 |
[論説] 869年貞観地震・津波発生時における陸奥国府多賀城周辺の古環境 |
柳澤和明 |
127 |
[論説] 元禄十六年十一月二十三日寅刻(1703年12月31日,午前4時)豊後国府内藩領の地震 |
都司嘉宣 |
147 |
[論説] 1944年東南海地震による静岡県西部地域の軍需工場の被害 |
青島 晃・土屋光永・野嶋宏二・松井孝友 |
155 |
[論説] 1855年安政江戸地震の神奈川周辺の被害について |
中村亮一・西山昭仁・原田智也・五島朋子 |
167 |
[資料] 埼玉県川口市に残る1923年関東地震に関する記録 |
荒井賢一・篠田海遥 |
185 |
[報告] 関東大震災と御用邸の被害 ―宮内公文書館史料から― |
木下恭子 |
197 |
[報告] 関東大震災での野澤組生き埋め事故の結末 |
沼田 清 |
201 |
[報告] 第35回歴史地震研究会参加記 |
濱野未来 |
205 |
[報告] 第35回歴史地震研究会巡検参加報告 |
浦谷裕明 |
207 |
[講演要旨] 北海道の歴史津波における文書記録と地質痕跡の整合性 |
西村裕一 |
211 |
[講演要旨] 1611年慶長の三陸地震の再検討 |
原田智也・西山昭仁 |
212 |
[講演要旨] 1841 年 1 月 19 日の陸前の地震について |
松浦律子・佐藤大介 |
213 |
[講演要旨] 三浦半島の隆起海食洞から発見された古代・中世の大波の痕跡 |
藤原 治・杉山浩平・上本進二・米田 穣 |
214 |
[講演要旨] 1677年延宝房総沖地震の震源域周辺で発生した地震の揺れ |
植竹富一 |
215 |
[講演要旨] 元禄地震による東海道の宿場の被害と地盤 |
三神 厚 |
216 |
[講演要旨] 明治村が語る関東大震災 ―震災をリアライズするために |
武村雅之 |
217 |
[講演要旨] 1586 年天正地震の震源断層推定:液状化履歴地点における検討から |
山村紀香・加納靖之 |
218 |
[講演要旨] 嘉永七年(1854)の伊賀上野地震における京都での対応 |
西山昭仁 |
219 |
[講演要旨] 1925年北但馬地震における人的被害の要因 |
大邑潤三 |
220 |
[講演要旨] 伊勢湾・湾内におけるチリ沖地震津波の被害実相[伊勢市・明和町] |
新田康二 |
221 |
[講演要旨] 歴史地震にみる震災後の地場産業の復興(1)1891 年濃尾地震における東濃の陶器産業と尾張の織物産業 |
木股文昭・松多信尚 |
222 |
[講演要旨] 新しい年輪年代測定法が可能にした樹木の枯死年と歴史地震記録との対比:南アルプスドンドコ沢と仁和地震の例
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山田隆二・苅谷愛彦・木村 誇・佐野雅規・對馬あかね・李 貞・中塚 武・井上公夫 |
223 |
[講演要旨] 徳島県宍喰沖海底地すべり痕のマルチナロービーム測深 |
馬場俊孝・権 容大・松野哲男・林 美鶴・市原 寛 |
224 |
[講演要旨] 慶長九年十二月十六日(1605年2月3日)地震津波の高知県室戸市,および大分県米水津(よのうづ)の被害状況
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都司嘉宣・今井健太郎・大木涼子・岩瀬浩之 |
225 |
[講演要旨] 1605年慶長地震における島津領の津波被害地について |
松岡祐也 |
226 |
[講演要旨] 安政南海地震後の大晦日に発生した余震の規模と震源域の推定 |
堀川晴央・中西一郎 |
227 |
[講演要旨] 1854年安政東海・南海地震における紀伊半島沿岸の津波痕跡高再評価 |
今井健太郎・石橋正信・行谷佑一・岩瀬浩之・高橋成実・堀 高峰・安田容子・蝦名裕一 |
228 |
[講演要旨] 安政東海地震(1854)における愛知県の寺院被害状況の整理(その4)被災した寺院の復興について |
都築充雄 |
229 |
[講演要旨] 別府湾沿岸地域で発見された古津波堆積物 |
山田昌樹・千葉 崇・Catherine Chagué・篠崎鉄哉・藤野滋弘 |
230 |
[講演要旨] 文禄五年(1596)の豊後地震と伊予地震が同一地震(閏七月九日)である可能性 |
石橋克彦 |
231 |
[講演要旨] 文禄5年豊後地震関係史料の再検討 |
榎原雅治・村田泰輔 |
232 |
[講演要旨] 1596年豊後地震津波で流失した沖ノ浜のブラス宿泊所の位置 |
日名子健二 |
233 |
[講演要旨] 大分県の土砂災害の歴史 |
今村隆正・彌富涼子・小沼拓也・雨宮圭吾 |
234 |
[講演要旨] 1889年熊本地震直後の踏査報告の足跡をたどって |
水田敏彦・鏡味洋史 |
235 |
[講演要旨] 歴史地震総表について |
宇佐美龍夫・石井 寿 |
236 |
[講演要旨] 帝国大学理科大学「地震学及地理学研究材料報告」に記載される津波痕跡の検証 |
蝦名裕一・佐竹健治 |
237 |
[講演要旨] 和漢年代記の改訂・増補と地震記事―『倭漢皇統編年合運図』を中心に― |
片桐昭彦 |
238 |
[講演要旨] 明治期の地震史料としての伏見酒造組合文書 |
加納靖之・水島和哉 |
239 |
[講演要旨] ジョン・ミルンによる国際的な地震観測情報の一元的把握に向けた取り組み |
阪本真由美 |
240 |
[講演要旨] 台湾における道教信仰と歴史地震 |
塩川太郎・林 麗華 |
241 |
[講演要旨] 計器観測時代初期に発生した顕著地震の再検討 |
石辺岳男 |
242 |
[講演要旨] 地震動予測式による歴史地震の震源位置探索への試み |
司 宏俊・イブラヒム ラミ |
243 |
[講演要旨] 歴史的大規模土砂災害(特に地震災害)の事例紹介 |
井上公夫 |
244 |
[講演要旨] 過去の津波災害記録を津波避難タワーに活かす |
松尾裕治・村上仁士 |
245 |
[講演要旨] 京都周辺の地震史料の再検討(1)1407年と1408年の地震 |
加納靖之・大邑潤三・山村紀香・濱野未来 |
246 |
[講演要旨] 1586年天正地震で伊勢湾北部は沈降したか?-遺跡発掘調査資料からの検討- |
小松原琢 |
247 |
[講演要旨] 1662年日向灘地震津波の波源像に関する検討 |
今井健太郎・中田令子・兵藤守・堀 高峰・高橋成実 |
248 |
[講演要旨] 文化元年六月四日(1804年7月10日)出羽象潟地震の詳細震度分布 |
都司嘉宣・今井健太郎 |
249 |
[講演要旨] 1916年8月6日愛媛県東部関川付近の地震:四国中央構造線の唯一の被害地震 |
松浦律子・田力正好 |
250 |
[講演要旨] 静岡県伊豆半島に被害をもたらした津波と地名から減災を考える |
上村勇輔・荒井賢一 |
251 |
[講演要旨] 尾道市史編纂室蔵『永記録』の1855年安政江戸地震に関する記述 |
山村紀香・加納靖之・石川良枝 |
252 |
[講演要旨] 静岡県における1707年宝永地震の震度分布の再検討 |
高橋那奈・林 能成 |
253 |
[講演要旨] 地盤標高の標準偏差を考慮した徳島県内における安政南海津波の被害関数 |
行谷佑一・今井健太郎 |
254 |
[講演要旨] 震度アンケート調査票の欄外に記述された1944年東南海地震の被害と諸現象 |
原田智也・佐竹健治・古村孝志・室谷智子 |
255 |
[講演要旨] 三重県における南海トラフ沿いの歴史地震津波に関する現地調査結果について |
久永哲也・内田篤貴・原田 怜・佐々木哲朗・岩瀬 聡・浦谷裕明・武村雅之・都築充雄 |
256 |
[講演要旨] 美術的価値が見出された地震火山資料 |
室谷智子 |
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[講演要旨] 判読可能な津波碑文画像の取得方法の提案 |
上椙英之・多仁照廣・蝦名裕一 |
258 |
[研究会記事] 歴史地震研究会だより 2018年5月~2019年4月 |
歴史地震研究会幹事会 |
259 |